平成16年4月25日(日) 上毛新聞掲載 |
思い出の人形 2500体とお別れ 前橋で供養法会 前橋市六供町の葬祭場「日典ラサ前橋」で二十四日、人形供養法会が行われた。同市内などから約四百人が家庭で不要となった人形やぬいぐるみを持ち寄り、最後の別れの時間を過ごした。 法会は、同斎場を運営する「ライフシステム」(小泉進社長)が企画。昨年初めて高崎市内にある斎場で開いた。 この日は参列者から動物のぬいぐるみや日本人形、ひな人形、こいのぼりなど約二千五百点が寄せられた。 法会では、人形が飾り付けられた祭壇に向かい、僧侶が読経を上げたほか、参列者の代表の女性が「今まで本当にありがとう。天国から見守っていてください」と感謝の言葉を述べた。その後、一人ひとり焼香して祭壇に手を合わせた。 集まった人形は二十八日に高崎市内にある大覚寺で護摩をたいて祈とうされた後、処分される。 |
平成16年2月29日(日) 上毛新聞掲載 |
龍神滝不動明王開眼法要を営む 高崎市石原町の真言宗、大覚寺(川崎弘悠住職)で二十八日、 龍神滝不動明王の開眼法要が営まれ、白御影石の同不動明王に魂が入れられた。 開眼した同不動明王は高さ三メートル、重さ七トン。檀家・信徒の写経が体内仏として納められているという。 法要には約五十人の檀家・信徒が列席。川崎住職が、伊賀新大佛寺の修行中に伝授された「龍神の秘法」で魂を入れ込んだ。 川崎住職によると、龍神は「空・風・水」、不動明王は「火・地」をそれぞれ守護するという。 「天災を防ぎ、地域の安全を守るご利益がある」と、川崎住職は話している。 |
平成16年2月21日(土) 上毛新聞掲載 |
健康願い声明 群馬町足門の二之沢病院(森田豊穂院長)で十九日、高崎市石原町の真言宗智山派大覚寺、川崎弘悠住職が声明コンサートと法話会を行った。入院患者や職員ら約六十人が耳を傾けた。 声明は僧侶が経文を歌唱して仏徳をたたえる音楽とされる。 川崎住職は、ボランティアとして各地の福祉施設などで声明を讃じていている。 コンサートで川崎住職は、入院患者らの健康を祈願して読経。続いて、太鼓や錫杖などを鳴らしながら、インド起源の声明の梵讃と中国起源の漢讃を讃じた。 声明の間には分かりやすく仏教の教義を説明する法話を行った。 |
平成16年1月19日(月) 上毛新聞掲載 |
大雁塔を建てるのが夢 県内外の福祉施設やミニ集会などに出かけ、ボランティアで声明を広める活動を続けている。「仏教の教えを広める目的で取り組んでいるが、それだけにこだわってはいない。古い着物を洋服に仕立て直したショーで声明を呼び掛けたこともあり、声が掛かればどこにでも出向く」と語る。 十年間修行した新大仏寺(三重県)で声明を習った。「先代の住職から『声明を専門にやれ』と言われ、一年間、朝から晩まで徹底的に鍛えられた」と振り返る。空海が伝えた真言声明の源で、インド起源の梵讃(ぼんさん)を賛する。 インドの経典を求めて十七年間にわたり、シルクロードを旅した三蔵法師(玄奘)に心から敬服する。「三蔵法師がいたからこそ、日本の仏教の今がある」と語り、その布教を目的に自分の寺「大覚寺」をおこした。 三蔵法師が建立したという大雁塔がある中国の大慈恩寺と提携。大雁塔を日本に建てることが夢で、その夢に向かって声明を広めるボランティア活動にも力を入れる。 |
平成4年 上毛新聞掲載 |
交通安全祈願し断食 交通事故がなくなるようにと、高崎市八千代町一丁目の身代わり不動尊大覚寺、川崎弘悠僧侶(りょ)が十八日、同寺で十日間の不眠不休の断食に入った。 川崎さんは同市生まれ。全国の各地で修行を積んだ。この断食は「最近耳にすることの多い死亡事故が何とか減少するようにの願いを込めて行う。」 期間中は「真言」というお経を一日に二万回と護摩を三度たき、不動明王に交通安全を祈願する。川崎さんは「事故が減るように頑張ります」と話している。 |
平成3年 デイリースポーツ掲載 |
凄まじいばかりの修行が磨いた霊能力 護摩行のカルラ炎の向こう側に見えるものは 川ア弘悠師の霊的な能力とはいったいどんなものなのか。 たとえば、行方不明になった人を家族のもとへ戻す。これは今まで失敗したことがない。ほとんど何日に戻る(たとえば、家出をしていた本人が家族に電話してきたり、家にもどってきたり)かまで当ててしまう。 「不動明王が教えてくれた日を、依頼者に伝えているだけ」と、こともなげに語る。 また、たとえばずっと妊娠できなかった夫婦が2か月で妊娠し、しかも続けて3人も生んだ、何て言ういわゆる子宝祈願も、100%成功している。 ・・・・・以下省略 |