昨今の既存の寺院では伝統的な教えを守り、その教えを守れば救われるという理念が主流ですが、私は、全ては”自然とのバランス”だと考えます。
”一人の天才はいらない” それよりも大覚寺へ来ていただける人々の能力を引き出し、人々の智恵を集めて、次の大きく新たな智恵が生まれる・・・という思想のもと、大覚寺を建立いたしました。
弘法大師・空海の教えを広めると共に、皆様の安らかなる心を祈願いたします。 ・・・合 掌・・・
お護摩(語源は古代インドの言語であるサンスクリット語の「ホーマ」の音写、供物を火中に投入して焼く、
といった意味があります。)とは真言宗の主要な行法の一つで、弘法大師が我が国に伝えられた「真言密教」
の秘法であります。
不動明王をご本尊とし、その前に壇を設け、色々な供物を捧げ、護摩木という特別につくられた薪をたいて
煩悩(迷いの心)を焼き尽くし、皆様方の諸願成就を不動明王に祈念いたします。
その火炎は諸々の悪や病魔を焼き尽くす功徳があり、お授けする護摩札は、不動明王の霊徳を宿し不動明王
を象徴していて、ご分身ご分霊であります。
不動明王は一見すると恐ろしい表情、お姿をされていますが、これは私達の煩悩(迷いの心)を厳しい目で
見つめ、智恵の剣で打ち砕き、どのような人間であろうとも、その索(なわ)で救い導いて下さる事を表して
いるのです。
宗 派 真言宗 智山派
総 本 山 智 積 院
別 院 真 福 寺
大 本 山 成田山新勝寺・川崎大師平間寺・高尾山薬王院
別 格 本 山 高幡山金剛寺・大須観音寶生院・出流山満願寺
宗 祖 弘法大師 空海
中 興 の 祖 興教大師 覚鑁
ご 本 尊 大日如来を始めとする、曼荼羅諸尊
根 本 経 典 大日経、金剛頂経
読 誦 経 典 般若理趣経、般若心教、観音経など
ご 宝 号 南無大師遍照金剛、南無興教大師
詠 歌 和 讃 密 厳 流
宗 史 平安時代、弘法大師空海は中国から密教を伝え、真言宗を立教開宗しま
した。それより300年をへて、興教大師覚鑁は高野山に大伝法院を建立
して、真言宗を興隆し、紀州に根来山を開創しました。
しかし、根来山は秀吉により焼打ちにされてしまいます。
その後、京都東山に再興されたのが智積院です。
教 え 凡夫の私たちが、この身このままで仏になれる事を「即身成仏」と
いいます。
人は、悟りを求める心をおこし、衆生への慈愛を持ち、修行を実践する
ことによって、自分の心をありのままに知ることができます。
これが即身成仏への道である、と説きます。
龍神滝身代り不動明王 |
大覚寺の龍神滝不動明王は我国でも無二と言っていいほど珍しい佛です。 伊賀新大佛寺にて修行中に伝授していただいた秘法で当寺院の護摩厳修の炎が 龍神となり顕現するのが御分かりの様に非常に功徳の高い秘法です。 龍神は「空・風・水」を守護し、不動明王は「火・地」を守護しています。 「空・風・火・水・地」は密教の五大識ですべての生命の誕生、また維持して ゆく為に一つでも欠かすことの出来ない大自然の力です。 また大日如来の偉大なる恩恵そのものです。 龍神滝身代り不動明王は大日如来の化佛として諸災害を防ぎ我々不動信者に 諸願成就を授けてくれます。 皆様、お手を合わせ一心に祈願をして下さい。 龍神滝不動明王の密教真言陀羅尼は直接伝授いたしますのでお聞きください。 「万民豊楽」 「壇信徒繁栄」 「地域安全」 を誓願いたします。 ・・・ 合 掌 ・・・ |
川 崎 弘 悠
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